Q1:野良猫が庭に入ってきて、糞やおしっこをしてしまう
A1:猫の通り道に、100円ショップで売っているトゲトゲの猫よけを置いてみてください。1つだけだとトゲの間を上手く歩いてしまうので、ずらして隙間ができないようにするのがオススメです。また、猫はニオイにも敏感なので、ミントやラベンダーなどのハーブや市販の木酢液も効果が認められます。木酢液は、スポンジに染み込ませてトレーなどにのせて置いておくと、薬の蒸発を遅らせることができます。お試しください。
ただし、1度でも糞やおしっこをした土は処分しましょう。ニオイが残らないようにしてから木酢液は置いてください。
Q2:野良猫が車やバイクで爪をといで傷をつけてしまう
A2:100円ショップに売っているシルバーのシートでカバーをしてみてください。カバー効果と、キラキラまぶしいものは嫌がる傾向があるので効果が期待できます。シートの下あたりに、のりを塗りコショウや唐辛子をふりかけるのもオススメです。
Q3:猫の里親になりたいがどうしたらよいか
A3:ペット可の住宅にお住まいですか?それからご家族の同意は得ていらっしゃいますか?子猫を迎えるには、費用のことも知っておいてください。様々な病気から守るために予防接種などの医療費(子猫1匹につき約1万円ほど)、猫用のトイレ、エサ代が最初に必要です。
その後は不妊・去勢手術も必要です。それから完全室内での飼育をお願いします。そして、これは1番大切なことですが、終始家族としてかわいがってあげてください。そのお約束をしたうえで、里親募集サイトをご覧ください。
ステキな出会いがありますように。
Q4:いつも出会う野良猫を地域猫として見守りたいが
A4:耳はカット(さくら猫)されていませんか?カットされている場合は、もう地域猫としてボランティアから、エサを貰っている可能性があります。
地域猫として見守るためには、エサやりをする場所やエサ代などの費用もほとんどの場合、自己負担で行っているのが実情です。それでも見守ってくださる意志がおありでしたら、ぜひ、みゅうみゅうに連絡してください。捕獲や協力病院の紹介などお助けできることをお手伝いいたします。
地域猫のトイレのアイディア
雨がかからない軒下などに、設置してください。プランターや発泡スチロールの箱(ダンボールはむきません)などに砂をいれて、使い始めは糞や、なければ、ペットショップなどに売っているまたたびの粉をいれて混ぜておくとよいでしょう。臭いが気になるときは、ペットの排泄用の消臭剤をお使いください。
ゴミと間違えて捨てられないように、マジックなどで伊丹市生活環境課や自治会、集合住宅の理事会など許可をもらって組織名を入れて捨てられないように工夫しましょう。
猫が嫌いな人への配慮として、トイレがすぐに見えないように工夫することも大切です。
それから、猫は意外にきれい好きですので、糞をしていたらすぐに片づけてください。糞だらけだとそこでしなくなります。
トイレ用の土は、硬くならないようにスコップなどでほぐしてください。川砂は、洗うこともできて便利ですが、植木用でもかまいません。水はけのよいものを使ってください。
地域猫のエサやり
お皿はできれば猫の頭数分用意してください。猫の把握がしやすくなりますし、弱い猫が食べそびれることがありません。
必ず食べ終わるまで、見守ってください。置きエサは食べ残しを狙って、カラスや虫がやってきます。食べたあとはきれいに片づけてください。
糞やできれば、まわりに落ちているゴミも拾ってください。猫がいるところがきれいになれば、地域住民の理解につながります。
猫が嫌いな人もいます。無理に好きになってもらうことはできないけれど、理解して見守ってもらえるように、エサやりのルールは守っていきましょう。